スタッフ紹介staff

岡元恵美子

2018年入社※会社設立以前からのスタッフ岡元恵美子

合同会社Aileに入社したきっかけは?
以前、障害児の施設で働いていたことがあるのですが、腰を痛めたために介護の分野からしばらく遠ざかっていました。それから時間が経って、「これからは介護の時代」だと思って、介護職に復帰しました。重度訪問介護はどんなものなのかわからない状況で、「まずはやってみよう」とこの分野に飛び込みました。ある時、当事業所代表の石崎さんのお母さまの専属ヘルパーを担当したことが縁で、事業所のスタッフとしてお世話になっています。
仕事で大変だったこと、楽しかったことは?
重度訪問介護について何もわからなかったので、この仕事を始めたときはすべてが大変でした。気管切開をして言葉がしゃべれなくなったため、利用者の指文字でしてほしいことを理解していました。だんだんと仕事に慣れて、文字盤も読み取れるようになると、今度は利用者の表情でしてほしいことがわかるようになりました。利用者とコミュニケーションが取れ、悩みを相談してくれるようになったときは嬉しかったですね。
これから入社する仲間たちへメッセージ
重度訪問介護は大変なことも多いですが、利用者さんのペースでお世話ができるのがいいところだと思います。千葉県内にはALSの患者さんがたくさんいらっしゃいます。その方たちの生活の質(QOL)を少しでも上げていくことのお手伝いを、この事業所に入ってくれる人たちと一緒にやっていきたいと思っています。
M・A

2023年入社M・A

合同会社Aileに入社したきっかけは?
友人が介護の仕事をしていて、色々話を聞いている中で興味を持ち、新しい仕事に挑戦してみようと思い入社しました。
仕事で大変だったこと、楽しかったことは?
大変なこともたくさんありますが、利用者さんやご家族の皆さんが「ありがとう」など直接言って下さったり、利用者さんの笑顔を見られたりした時はうれしい気持ちになります。
これから入社する仲間たちへメッセージ
もし、始めようとしている方がいらっしゃいましたら、一緒に頑張りましょう!
地域の障害を持つ人たちの力になりたい

地域の障害を持つ人たちの力になりたい

この事業所を立ち上げたのは、ちょうど私が会社を定年退職する2013年に、妻がALSを発症したことがきっかけでした。
だんだんと全身の筋力が低下し、手も足も動かせなくなり、嚥下さえもできなくなるなど病気が進行していく中で、呼吸器をつけたリスクのある利用者の介護を断る訪問介護事業所もありました。
ALSの家族は、いろんな人たちの手を借りながら介護を行っています。事業者に介護をお任せしたいと思っている家族も多いと思います。そうした家族の思いに応えるため、2020年に看護師と保健師の国家資格を持つ娘とともに合同会社Aileを設立しました。
この事業所が今、頑張れているのは、私たちだけの力ではなく、ケアマネージャーや障害の相談員の方など、陰ながらバックアップしてくれる人がいたからです。これまでサポートをしてもらった分、これからは私たちが誰かの力になりたいと思っています。妻の介護を通じて、私たちが感じたことを、地域の障害を持つ人たちへ向けて発信し、自分たちと同じ苦しみを味わっている人たちの助けに少しでもなれればと思っています。

役員 石崎 孝